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Photo by 内野ありさ様

 

【総評】

ベビグラファーデビューおめでとうございます。それぞれの赤ちゃんの可愛い表情を引き出すコミュニケーションは丁寧にできているのが伝わります。全体的に撮影環境が暗いため、ISO感度が上がり画質劣化による描写力低下が見られます。撮影環境のライティングの見直しをして、柔らかい光を回して光量を補う方法を確認しましょう。

 

【654】

うつ伏せをして嬉しそうな赤ちゃんの気持ちがしっかりと伝わる作品です。カメラ目線でにっこり笑っているのがママに向けて微笑んでいるようで、可愛いですね。撮影環境が暗いせいか、ISO感度が上がり、ピントを合わせた瞳の描写力が悪いです。柔らかい光を補う工夫をしましょう。ベビーの表情を引き立てる色彩設計ができるとパッと目を引く作品になりました。

 

【195】

ママを見つけて嬉しそうな赤ちゃんの表情を捉えています。作画意図にある、「赤ちゃんの嬉しそうな表情を切り取った」のであれば、もう少し赤ちゃんに寄って切り取った方が赤ちゃんの嬉しそうな気持ちが伝わる表現となりました。また、背景に配置した小物や赤ちゃんの周りのグリーンや花びらが雑多なため、せっかくの赤ちゃんの表情の印象が薄れています。写真は引き算とも言われますので、「赤ちゃんの嬉しそうな表情」を引き立てる小物配置、色彩設計、ボケ感など演出・表現方法を考えたいところです。また、ISO感度が400と上がっているため、画質のざらつきが見られ、ピント合わせをした瞳の描写が悪くなっています。室内の光量が少ないことが考えらるので、柔らかい光を補う工夫をしましょう。

 

【870】

赤ちゃんがリラックスしてカメラを見ている姿が撮影できています。カラフルな色彩設計が女の子らしさを表現できています。せっかくですのでおむつカバーをつけるとさらに色彩のポイントにもなりますし、表現力も高まりました。室内環境が暗くISO感度が上がったため、ピントは合ってはいますが、描写力が低下し結果ピントが甘い状態となりました。

CATEGORIES

MPAエキスパートコース, ベビグラファー