Photo by 小松早代様
【総評】
ベビグラファーデビューおめでとうございます。ベビグラフを理解して撮影しようとしているのは伝わります。親子のショットでは、撮影時の親子のコミュニケーションの誘導をもっと工夫できると、赤ちゃんの良い表情が引き出せ意図した作品が撮れるでしょう。
【D196A】
柔らかい光の中、ママが赤ちゃんを思う表情が美しく撮影できています。一方、赤ちゃんの方が無表情で、作画意図にある「ママが近くにいて嬉しい様子」というのが表情からは伝わってきません。撮影時の二人のコミュニケーションの誘導や撮影者との関わりを丁寧にして、赤ちゃんの表情を引き出せると、とっても素敵なふれあいショットになりました。
【58B86】
カメラ目線のにっこり可愛い表情を捉えた作品ですね。作画意図にもあるようにアイキャチが入っていることでより瞳の生き生き感がまし、笑顔が引き立つアクセントとなりました。
【1EEFC】
逆光が強すぎるため、ママの肩や赤ちゃんの右側のフェイスラインなどが白飛びしています。もう少し逆光の光量を抑えて光に柔らかさを出しましょう。ママの表情はとてもいいですね。赤ちゃんの表情や仕草が中途半端なため、作画意図にある「照れている」感じがあまり伝わりません。どちらかというと無関心のようにも捉えられるので、撮影時の親子のコミュニケーションを自然な形でできるように撮影者と親子の関わりを意識しましょう。
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