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Photo by 加藤裕香様

 

【総評】

マザフォトグラファーデビュー、おめでとうございます!見たままを切り取るだけではなく、そこからさらにもう一歩踏み込んで、妊婦さんの感じたことや感情を撮影者のフィルターを通して写真にすることで「妊娠期を過ごす女性を写す特別なポートレート」となります。構図がやや中途半端な切り取りになっています。もっと様々な構図でも撮ってみましょう。また、表現したいものに合わせたレンズ選びができるとさらに表現の幅が広がります。

 

【370】

光のとらえ方が美しく、柔らかな光の中で妊婦さんのおだやかな気持ちが表現できています。ただし、表情や手からは緊張感が伝わってきます。ここからさらにコミュニケーションをとって、妊婦さんがもう少し心も体もリラックスした状態で撮影することで、ココロが動いた瞬間をとらえやすくなったでしょう。また、作画意図が伝わるようにするためには、構図を目線の先(上)を広く空けると気持ちがいい構図になりました。

 

【260】

表情や髪のなびき方から、妊婦さんが風を感じている様子が伝わってきます。惜しいのは、気持ちのいい風の通りを表現したいのに、背景の中央部分に重厚感のある建物があることで、それが伝わりにくくなってしまったこと。例えば、右奥に見える空を大きく背景に入れるなどすると、作画意図が伝わりやすくなったでしょう。また、主題の妊婦さんが構図の右端に配置しすぎてしまっていることも残念です。ストールのように肩にかけたおくるみがふわりと風になびく感じまで入るように、もう少し右に余白を作ると妊婦さんがより際立つ作品になりました。

 

【139】

妊婦さんの表情が優しく穏やかですね。撮影者との信頼関係が築けていることがわかります。ただ、妊婦さんを左端に配置し過ぎてしまっているため、窮屈な印象の構図になってしまっています。被写体の目線の先を空けるのか、目線とは反対側を空けるのかによって、与える印象が変わってきます。主題が引き立ち、意図が伝わりやすい構図を意識しましょう。

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201908maternity, MPAエキスパートコース, マザーフォトミック