Photo by 村上くるみ様
【総評】
ベビグラファーデビューおめでとうございます。自然光を生かした撮影ができています。ショットや撮影環境によっては、自然光だけでは光がたらず、画質劣化などの影響が出て、納品に影響を当たることもありますので、環境によって光を補う工夫をしましょう。赤ちゃんとママのふれあいショットにたくさんチャレンジされてますね。ママも撮ってもらって嬉しいふれあい写真が撮れていると思います。
【420】
赤ちゃんの表情から、ママが近くにいて嬉しい気持ちが伝わってきます。光も柔らかくコントロールできています。ママとのスキンシップを楽しむベビー表情に寄ったきりとりが印象的ですが、ピントが甘くなっています。また、ママの垂れた髪の毛やベビーのよだれなど美術面の配慮をしましょう。
【858】
添い寝でリラックスしたママとベビーの様子をしっかりと捉えられています。光も柔らかく、コントロールできています。ただ、撮影環境が少し暗かったのか、ISOが上がって、画面にザラツキが見られます。ピントは赤ちゃんの大きな瞳にあってはいますが、画面のざらつきによりモヤッとした仕上がりになっています。必要に応じて、光を補うライティングも行いましょう。せっかくの二人のいい雰囲気ですが、ママの前髪の乱れにより、そちらに意識が向いてしまって、二人の表情の印象が薄くなってしまっています。ふれあいショットの体勢によってはママの髪の毛が邪魔になることもありますので、撮影前に整えておくようにしましょう。
【482】
両手を大きく広げてカメラを見て満面の笑みのベビーがとっても可愛いですね。画面右側からの光が少し強く、ベビーの顔に明暗さが残っています。レフ板を使って撮影されていますが、画面右側からの光を反射して捉えられておらず、効果的な使い方ができていません。レフ板は影を飛ばすだけでなく、アイキャッチを入れる役割もあります。いい表情の赤ちゃんにレフ板でキラッとアイキャッチが入るとさらに表現力が増しました。レフの使い方を確認しましょう。
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