photo by 小川咲子様
【総評】
ベビグラフの柔らかい光はすでにマスターされています。色彩も積極的に取り入れていて魅力を引き立たせる色彩設計を考えられているのも確認できます。ただ、いろんな要素を画面に入れすぎて、雑多な印象が残ります。「写真は引き算」ですので、主役を引き立たせる小物使いや配置を工夫しましょう。基本のショットは撮れいますので、小川さんらしさ溢れるベビグラフにもチャレンジしていきましょう。
【509】
赤ちゃんらしい仕草を捉えた作品です。ベビーの表情がもっと引き出せるとより魅力的な作品になります。また、ベビーの顔周りに乱雑に置かれた花が、主役の印象を薄めています。主役を引き立たせるための小物の配置を工夫しましょう。
【100】
ママとベビーの生き生きとした瞬間が切り取れています。カラフルな色使いで親子の楽しい瞬間を引き立たせる演出ができていまが、小物の配置に雑多な印象が残ります。背景の花をもっとぼかすなどの工夫をするとでより主役の親子が引き立ちます。
【406】
カメラを見て安心した様子で微笑むベビーの姿の作品です。ベビーと撮影者との関係性がよく伝わります。アイキャッチも入りベビーの笑顔がより引き立っています。背景のお花を入れようとしたのか、ベビーの右手先が切れて、構図が中途半端になっています。右手の仕草まで写真に収めたいのであれば、カメラを画面左側に降ったり、少し引いたりして手先までしっかり入れましょう。また、ベビーの口周りのヨダレを綺麗にしておくと作品として精度が上がりました。
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