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Photo by 宮本高子様

【総評】

ベビグラファーデビューおめでとうございます。目の前の赤ちゃんの魅力を見つけ、それを引き立てるための撮影ができています。また柔らかい光のコントロールもできています。

 

【948】

赤ちゃんの可愛らしい瞬間が引き立つ表現ができています。ふんわりと柔らかい赤ちゃんの身体や笑顔を引き立てるための柔らかい光のコントロールも上手にできています。

 

【212】

ママが近くにいて嬉しそうな表情をしている赤ちゃんの姿が印象的です。ただ、赤ちゃんの手の仕草がママの顔を押して嫌がってるように見えたり、ママがただお顔を近づけているだけのようにも見えます。親子の愛情を表現するふれあいショットを撮りたいのであれば、赤ちゃんやママの仕草を細かいところまで、演出できるとさらに表現力が高まりました。また、ママの髪の毛の薄さも目についてしまいます。産後のママにはよくあるトラブルですので、フレーミングを調整して、薄毛の部分を目立たないように配慮できるとママもより美しく表現できました。

 

【191】

うつ伏せ姿でカメラを覗き込む大きな瞳が可愛らしい一枚ですね。この距離で、赤ちゃんがリラックスした表情をしているので、丁寧なコミュニケーションをとっていることが伝わります。ただ、表情が少し中途半端に見えますので、ここからさらに表情を引き出せるとよいです。また赤ちゃんに当たる光も柔らかくコントロールできています。今回は大きな瞳を強調するためにお顔に寄った切り取りをしていますが、寄りすぎているため写真をプリントアウトすると赤ちゃんのおでこ部分は切れてしまう可能性があります。写真はプリントアウトすると、パソコンで見ている画面より少し切れてプリントアウトされます。そこも考慮した上で、構図の切り取り方を考えられると良いでしょう。今回の場合は、画面上部にカメラを振って、頭側に少し余白を開けておくと、画面で見てもプリントアウトして見ても、バランスよく大きな瞳が強調できる写真になりました。

CATEGORIES

MPAエキスパートコース, ベビグラファー