Photo by 手塚あつき様
【総評】
ベビグラファーデビューおめでとうございます。赤ちゃんの魅力を見つけ表現しようとしているのが伝わります。赤ちゃんを魅力的に表現する光の使い方ができるとさらに作品の完成度が高まりますので光をコントロールする力を磨きましょう。
【715】
赤ちゃんらしいしぐさと表情を切り取った作品です。露出アンダーなため、おもちゃで遊んで嬉しそうな赤ちゃんの表情の印象が暗くなっています。露出補正をもう少し高くした方が作画意図にある「ニコニコ笑顔の表情」が引き立つ表現になりました。
【CA2】
大きな瞳が印象的に引き立つアングルで撮影されています。赤ちゃんの顔に影が残っているのでレフ板を活用して、顔の影を飛ばすとさらに赤ちゃんの白いお肌が引き立つ作品となりました。赤ちゃんの表情から少し緊張感が残っています。もう少しコミュニケーションをとって表情を引き出せるとさらに「赤ちゃんの魅力を引き出した作品」となりました。
【167】
動きの少ない時期の赤ちゃんですが、表情が元気いっぱいなので作画意図にある「表情で動きを感じる」ような作品です。表情がメインの作品ですので、もう少しカメラを頭側に振って、表情に視線が集まるような切り取りにすると作画意図がさらについた悪切り取りとなりました。とてもいい瞬間を捉えていますが、赤ちゃんの顔や身体に光りが周っていないため影が出たりお肌の発色が悪くなっています。赤ちゃんの元気いっぱいな表情を引き立たせるための光のコントロールと適正露出を見極めましょう。
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