photo by 由理佳様
【総評】
ベビグラファーデビューおめでとうございます。基本的なベビグラフの撮影技術は身についています。赤ちゃんの表情から、撮影におけるコミュニケーションも良好な様子も感じられます。目の前の赤ちゃんの魅力を引き出す、またその赤ちゃんを見つめているママの優しい目線を再現することがベビグラフで目指したい作風です。ライティングや色の使い方など、ベビグラフで何を伝えたいのかを考えながら、四本さんだからこそ撮れる作品を今後も磨いていってください。
【092】
基本のベビグラフの撮影技術については身についていることが確認できる作品です。もう少し左へカメラを振って目線の先に空間をあけたり、華やかな顔立ちの赤ちゃんなので、この赤ちゃんの表情や魅力を応援するような色彩設計など、赤ちゃんの魅力や表情、仕草にあわせた表現力を磨いていくと、より素敵なベビグラフになっていきますね。
【378】
大きな瞳でこちらを見つめる赤ちゃんの視線が印象的ですね。前からのソフトボックスの光が、赤ちゃんの顎下側からがキーライトとなってしまっていて（画面向かって左手側）、顔の下から照らすやや不気味な印象の光になっています。その光の印象で、赤ちゃんの表情も何かいいたげな雰囲気となっています。ソフトボックスを左右から使っている場合には、逆光とのバランスや、左右からの光の当て方を考えて、表現したいものを撮れるようにしていきましょう。
【664】
満面の笑顔、いい瞬間を捉えていますね。頭側からの光がやや硬く、拡散が足りていません。窓からの自然光を生かすのであれば、もう少し光を拡散する工夫をしましょう。背景においたお花も、空間が多くすかすかした印象なのと、この赤ちゃんの表情を引き立てるなら、色の使い方も変えるとより良くなるとおもいます。
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